文/少女凱倫

「平凡に甘んじたくない」というのは、大学2年生の時にFacebookに書いた一言だ。あの時のステータス投稿をはっきり覚えている。その当時の理由は非常に単純で、あの数年間は学業と仕事の両立をしており、アルバイト、授業、大学院入試の準備で昼夜を問わず働き回っていた。一方、身の回りには次々と最新型のiPhone、iPadに乗り換える人たちがいた。劣等感からだったのだろう、私は羨むだけでなく嫉妬もしていて、そのため憤怒の心情でこの言葉を書き下ろしたのだ。

八年が経ち、この一言は強く記憶に残っている。当時他のグループに入り込めなかった私は、ここ数年、読書、執筆、実務経験を通じて積み重ねることで、自分の効率と実力を向上させた。そうして初めて気付いたのだ。以前は話しかけにくく、近づきにくく、自分のことを信用していなかった人たちが、今では耳を傾け、経験を共有し、さらには自分の問題を持ちかけて相談してくるようになったのだ。

Katrinaのスピーチを聞き、その動画を見たとき、ようやくこの真理を理解した。「交流には勢力のバランスが必要だ」ということだ。あなたが十分に強くなって初めて、より優秀な人と対話する実力が生まれる。双方の考え方が近いとき、交流は互いに得るところがあり、一方が一方的に尽くすだけではなくなるのだ。

その動画はもう一つの真理を語っていた。「私がこんなに努力するのは自分のためではなく、自分を知っていた人にずっと知っていてもらうため。能力がなく、お金がなく、地位がないとき、もともと自分を知っていた人も知らなくなる。努力して地位のある人になれば、自分を知らなかった人も『知っている』と言うようになる」

これはジャーナリストの業界を思い出させた。実は業界には「同業者グループ」があり、ニュースに詰まったり、連絡先が必要なとき、お互いに助け合う。グループ内の人は皆異なるものを提供できる人たちだ。余計な人が加わろうとすれば、自然と浮いてしまい、さらに身近な人たちで小さなグループを作って話し合うこともある。誰も悪くなりたいとは思わず、ただ現状維持か改善を望むだけなのだ。だからこそ、優秀な人たちと調和する方法を見つけることは、無理して合わせることより重要なのだ。

したがって実力を高めることは非常に重要だが、この用語も非常に抽象的だ。しかし私は具体的なポイントがいくつかあると考えている。それは「目標を設定する」ことだ。人脈の構築であれ、特に誰かと知り合いたいのに、その人より下の立場にあるなら、まずは相手の背景と興味、そして自分が相手の専門分野で手助けできることを理解することから始めることをお勧めする。目標を設定した後、書籍、オンライン動画、オフラインコミュニティなど、様々な方法で段階的に実力を積み重ねていく。「一夜にして成し遂げられることはない」ことを理解し、1人が1人を紹介するというやり方で、まず大人脈の周辺の小人脈と知り合う。そして相手の身の回りの人に「口コミマーケティング」として推薦してもらう。こうすることで、互いの関係を結びつけることがより容易になるのだ。